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男性ばかりの職場はストレス?気をつけることや務めることになった場合の対策

女性の社会進出が進み、「ビジネスマン」ならぬ「ビジネスウーマン」の活躍が目覚ましくなっています。

今や男性よりも積極的に仕事をこなし、女性がいないと成り立たないところが多くあるでしょう。

育児や出産など仕事を進めていく上で、男性よりも障壁となる出来事が多いわけですが、それでもなお、厳しい社会の中で活躍する姿は誰から見てもカッコよく見えます。

しかしそうは言っても、まだまだ男性社員の方が多いところはたくさんあり、男性ばかりの職場にストレスを抱え込んでしまう女性もいらっしゃいます。

職場によっては、男性ばかりで女性は自分ひとりなんてこともあります。

周りにひとりでも同性がいれば、全然違うのでしょうが、異性ばかりだと辛いものがあるのは当然のことです。

そこで今回の記事では、男性ばかりの職場で感じるストレスとはどんなものなのか、気をつけることやストレスを感じず男性ばかりの職場でも快適に過ごすための方法について考えていきます。

目次

女性が男性ばかりの職場でストレスを感じる理由

なぜ女性は男性ばかりの職場でストレスを感じるのでしょうか。

ストレスを自分自身でも気づかないうちに抱え込んでいることもあるため、まずはその理由をはっきりさせましょう。

主な理由として以下のようなものが挙げられます。

  • 共通の話題がない
  • 女性特有の話題を相談できない
  • 男性同士で争いが起きる場合がある

ひとつずつ詳しく考えていきます。

共通の話題がない

仕事と言えど、親しい人が周りにいれば、楽しく働けますし、やりがいも生じます。

ただ、異性ばかりの職場だと、どうしても共通の話題がなく、会話が続かなかったり、相手に合わせた会話をしなくてはなりません。

また話を合わせようにも価値観がまったく違っていたら、どんなに頑張っても会話がうまく成立しません。

少しの間であればそのくらい問題ないと割り切ることはできますが、それが毎日となると少しずつストレスをため込んでいくことになってしまいます。

女性特有の話題を相談できない

男性が男性ならではの悩みを抱えているのと同様に、女性は女性ならでは悩みを抱えています。

不安や不調などそうした女性特有の悩みや話題を、誰にも相談できない、あるいは相談しにくい環境に耐えられなくなる方は多くいらっしゃいます。

男性もいろいろ気を配ってくれる人もいますが、自身で経験できない分、同じ女性と違って配慮や認識に差がでてしまいます。

女性だからこそ言えないことを相談できる人が周りにいるかいないかという点は、長く働いていく上でとても大切なことです。

男性同士で争いが起きる場合がある

女性がひとりだけ職場にいることで男性同士の争いが起きることがあります。

学生ではないのだからと思うのかもしれませんが、色恋沙汰というのはどこででも起こるものです。

これは誰かが悪いわけではなく、ある意味仕方のないことです。

どの職場においても、異性がいれば大なり小なり色恋沙汰は発生します。

昔は「社内恋愛禁止」なんていう就業規則があったくらいですので、それだけ働く上でやっかいなモノということです。

そのやっかいな問題は、男性の比率の方が高い場合、女性側がある意味大変になります。

特定の男性社員とばかりと話していると、他の男性社員が嫉妬心のようなものを抱かれることもあります。

女性はその辺りを注意しつつ、適度な距離感を保てるようなラインを引いておかないといけない、そうした気遣いがストレスになっていきます。

男性ばかりの職場で快適に過ごす方法

男性ばかりの職場だから仕方がないと我慢ばかりしていても、日に日に辛くなっていくばかりです。

ですので、その中でも快適に過ごす方法を模索していくことも大事なことです。

男性ばかりの職場で快適に仕事を進めていくためには、まずは以下の3点を意識することが重要です。

  • 仕事とプライベートは切り分ける
  • 必要以上にコミュニケーションを取らない
  • 仕事以外の場所に相談できる人を作っておく

どういうことか、ひとつずつ考えていきます。

仕事とプライベートは切り分ける

職場でプライベートな会話は、相手のことがよくわかってない関係であれば避けた方が無難です。

普段、友達など女性同士のグループと同じ感覚で話していた内容を男性に話すと、そんなつもりがなくても「プライベートなことまで自分だけに話してくれて、気があるんじゃないか」と勘違いさせてしまうケースなどがあります。

同じ職場の人とは、毎日顔を合わせることになり、一度関係が気まずくなると、その後ずっと、ものすごくやりづらくなってしまいます。

もちろん、相手のことがわかってきてからであれば、そこまで隠すものでもなく、警戒し過ぎる必要もありません。

ただ、男性は自己顕示欲が強く、負けず嫌いなところがあるので、相手のことがよくわからないうちは特に、勘違いさせてしまうようなことは喋らない方が無難です。

仕事とプライベートは切り分けることは男性ばかりの職場においては必要なことです。

必要以上にコミュニケーションを取らない

たとえば一人の男性とばかりとコミュニケーションを取っていると、嫉妬心のようなものを抱く他の男性がでてきます。

男性ばかりの職場に女性がひとりだけというケースは特に、そうした些細なことから思わぬトラブルに発展することもあります。

そうした事態にならないよう、話す男性を偏らないようにしつつ、態度を変えない、そもそも必要以上にコミュニケーションを取らないというのも、うまくやっていくコツです。

特に、飲み会の席では、お酒がまわってくると、つい羽目を外し、下ネタトークに走ってしまうこともあります。

そして、そうした話を女性に聞いてもらうことで優越感を満たそうとする男性もいて、嫌な思いをしてしまうことも多いです。

飲み会の席にまったく参加しないと協調性がないと思われてしまうので、聞き流す能力である「スルースキル」を磨きつつ、1次会のみにするなどして、最低限の付き合いにおさえておくのも大事な処世術です。

仕事以外の場所に相談できる人を作っておく

自分では頑張って働きたいと思っているのに、心がついていかずに毎日を辛く感じる。

そんな状態になったとき、相談できる人がいるかいないかでまったく違ってきます。

職場に相談できる人がいないのであれば、職場以外の場所で相談できる人を作っておくことがおすすめです。

働く女性を対象とした相談室はたくさんありますので、そうした窓口から相談するのも良いでしょう。

とても親切に相談にのってくれます。

また、気の知れた友人や恋人に愚痴を聞いてもらうのもひとつの方法です。

何かに悩んでいたり、困っているとき、人は誰かに話を聞いてもらうことで、気持ちの整理ができて、ものすごく軽くなることがあります。

友人とお酒を飲みながら、愚痴を言う合うのも良いですし、恋人に弱音をはいてみても良いでしょう。

意外なほど、気持ちが楽になるはずです。

男性ばかりの職場だと孤独感は感じやすい

女性が活躍することで、良い意味で職場に活気が生まれ、場が和むことは多いでしょう。

ただ、男性ばかりの職場では、活気を生みだす女性自身が孤独感を感じてしまうこともあります。

たまには女性だけで飲みに行きたいとか、おしゃれなカフェなどでゆっくり話したいとか、そんな風にふと寂しく思ってしまうものです。

女性が多い職場は、嫉妬や陰口などが多く働きづらいと感じることも多いものです。

一方で、男性ばかりとなると女性の立ち振る舞い方などを学ぶ見本となる人がいないので、働いていく上で様々に起こる出来事に対して、どう対処していいのかわからずひとりで悩んでしまうことも多くなってしまうでしょう。

どうしても合わないと感じたときは退職も考えよう

男性ばかりの職場とひとくちに言っても、やりやすいところもあれば、そうでないところもあります。

それは社風であったり、周りの男性社員の性格であったり、自身ではどうしようもないことが原因であることは多いです。

もしどうしても会わないと感じたときは退職も考えてみてください。

もちろん、そんな簡単に会社を辞められるわけではないと思います。

ただ無理して身体や精神状態を悪くしてしまっては、仕事以外の大事なモノも失ってしまうこともあります。

今は転職が当たり前の時代ですので、一度、有休を取るなどして仕事から処理を置き、精神状態をリフレッシュした状態で、今後のことをよく考えてみてください。

言い出しにくいときは退職代行の利用もあり

会社を辞めたいと思っても「辞めたい」と言い出しにくいこともあるでしょう。

そんなときは退職代行サービスを使用するという選択肢もあります。

多くのメディアでも取り上げられ、それとともに利用者が増えており、世の中に少しずつ浸透しています。

退職代行サービス業者に依頼すれば、翌日から会社に行かなくてもいいというようなことも可能です。

会社を辞めるという敷居をものすごく下げてくれるサービスであり、もし本当に思い悩んでいるようであれば、こうしたサービスの利用も検討に入れてみてください。

男性ばかりの職場はストレスを感じやすいので対策が必要

ライフスタイルやワークスタイルの多様化も背中を押して、女性の社会進出は年々増えています。

男性にはない女性ならではの視点を活かし、社会的な成功を収めている方も珍しくなくなっています。

結婚、出産、育児など自身の人生における大きな分岐点を迎えつつも、それらを乗り越えて仕事を続けている姿は誰から見ても素直にカッコイイです。

しかし一方で、以前よりは働きやすくはなっているものの、家庭や子育てと両立するのも難しいところはまだまだありますし、女性だからと蔑まれることもあります。

男性ばかりの職場では、無神経な発言であったり、セクハラとも受け取れることをされることも多いです。

そうしたことを周りに相談できる人がいれば全然違うのですが、いないとなるとストレスは絶えなくなってしまうでしょう。

まだまだ女性が活躍するには苦労が残るところです。

そんな中でも、うまく生き抜く処世術というものは、やはり必要です。

今回の記事で紹介した方法を参考に、男性ばかりの職場でも活躍できる立ち回りを身につけて頂ければ幸いです。

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この記事を書いた人

本業はベンチャー企業のウェブディレクター兼ウェブマーケター。
工場作業員→ウェブ業界に30歳手前で転職した独身会社員。
趣味はカメラと読書。
マーケティングとデータ分析が大好物。

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